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2015/12/02 22:47

「香りを纏うペンダント」planéte pépin についての続きです。<後編>


さかのぼること2013年、その前の1年プロジェクトを終えてもなお、
プラプラ行っていた場所、青森市内空港近くにある廃校「王余魚沢小学校」で、
ゆらゆら揺れてるペンダントがあったのですよ、

「野の花とあるくペンダント」の裸バージョン。
(画像がないのでお伝えしづらいが、前編のロボット兵が抱えてるタイプのちょっと違うカタチのもの)
作品だけみてて、ご本人にはしばらく会ったこともなく、

その後、特にイベントでたびたびお会いすることになり、
「こんちは」と軽く挨拶するように。
「ガラス」への興味はまた別の機会にしますが、
ずっと脳裏には「野の花とあるくペンダント」が。

そして、ついには2014年頭に主催した青森市内ギャラリーでの
展示会に声をかけさせていただいて、、
たまたまタイミングがあっての、Lano kun Vitro作品お披露目。


そのときの展示作品と、自分で買わせてもらったのが、こちら。


「あ、このときピンときて企画したのね」と、お思いでしょう。

・・・そうではないんだな。

自分の長所か短所かわからないけど(短所か)、頭に焼き付けたまま、
同時にまったく別のことも、いろいろ考えたりして、やっと自分の中でつながり、
「そういうことか」と“纏まる”まで、けっこうな時間を費やしてしまうタイプみたいで。

「アロマペンダント」という商品


「そういうことか」と思ってから、たくさん検索してみた。
出てくるわー。たっくさん「アロマペンダント」が。
(聞くところによると認知症によいとTVで紹介されたあとだとか)

●元から記憶にはあったけど、アルミ製のものが今も多くあるのねー。(無機質・・)
●シルバーのペンダントトップをパカッと開けると、白いアロマボールが入っていたり。(あじけない)
● ちょっとステキ、と思っても自分には少しフェミニンすぎる・・・。
   (あくまで個人の好みです。否定するものではありません)

そう、それで行きついたのは、ひとまず
ラノクヴィトロさんに相談するという流れ。
このいきさつは、過去のブログをぜひに。

イメージの具現化

スケッチを最初にみたときと、試作品第一号をみたときのズレがまったくなかったのには驚きました。
羊毛フェルトボールは、私のわけのわからない(言葉だけだとなかなか難しい)テーマをもった、
いろんな色がよーくみると、ひとつひとつ違ってこれまた感激。



脳裏にただあったイメージと、これまで上記でかいてきたことが
直径約20mmのガラスの球体とそのなかのフェルトボールが
ひとつになって世に現れたわけです。

「アロマペンダント」「羊毛フェルト」は、他にもたくさんありますが
このペンダントひとつで

! スポイトがあれば、すぐ使える。(肌に直接触れないので安心)
!カラーや香りの違いによって、ひとつのペンダントで雰囲気を替えられる。
! ありそうでなかったカタチ(いまのところ)。
! ペンダント以外の使い方でも楽しめる。

を満たすことができるのが、「香りを纏うペンダント pépin 」の特徴です。

以上が、このペンダントが誕生したわけ。と、
「アロマって・・」となんとなく思ってる方へお伝えしたいことでした。

もうひとつ肝心な商品名のこと。
pépin 」はフランス語で「果実の種」です。
果実に複数の種が入っている場合の単語です。

プランツプラネットの架空の種。
アナタが決める今日の色と香り。
自由に楽しんでみてください。

ちなみに、ご購入いただいた第一号(0号は私)の方は、
ふだんエッセンシャルオイルを使わない方で
カタチに惚れ込んでもらえたのが、きっかけででした。

価格も決まっていない段階でのご予約で、エッセンシャルオイルについても
つたない私の説明を伝授。もちろんクロモジの香りについても。

かなり待たせしてしまい、ようやくお渡しできたときは
「期待どおり!」のお言葉をいただき、ホッとしてます。

こちらの商品は、作家さんハンドメイドですので
お申し込みいただいてから、少々お時間頂くことも
ありますが、なにせ2015年限定商品です。
お早めにどうぞ。